去年の秋頃、私は毎朝1匹(正確に言えば2匹)の犬に癒されてました。
朝の番組のZIPのZIPPEIというワンちゃんたちです。 私は犬猫が特別に好きなわけでもないのですが、 なぜかこの大きな白いワンちゃんたちが大好きでした。 長男いわく「でっかいのに可愛い」って言葉がぴったり。 去年の秋頃はnewsの脱退報道などあり、テレビの世界は私にとって、 実に寂しいものであり、その寂しい心をこの2匹が癒してくれていたように思います。 ふだんは犬を見て釘づけなんてことはないのですが、 なぜかこのZIPPEIたちが出てくると、憑かれたようにテレビを見入る自分。 今思うと、あの頃の自分は相当に心が枯渇していたんだなぁ・・・と(汗) まあ、声帯をとられたなんて、話題がネット上では問題になってましたけど、 かわいいものはかわいいのでした。 今年の春になり、夏になり、newsの活動も始まり、自分自身の生活も落ち着いてきた頃、 私はテレビにZIPPEIが出てきても、以前のように手をとめてテレビの前に座りこむことも なくなりました。 そんな頃、突然のお知らせ・・・。 「はぁ!!??」 つい先日までテレビで元気にしていたZIPPEIたちが死んでしまったというお知らせは まったくもって意味がわからない衝撃でした。 死んでしまった理由もなんともやりきれないもので、 悲しいというよりは、なんで???って気持ちでした。 1週間後、ZIPでお別れ会の様子が流れました。 相棒だったダイスケくんが泣き崩れる様子を見て、私も朝から号泣・・・(汗) でも、最後に金曜担当の杏さんがものすごく良いコメントをしてくれて、 それがものすごく感動的な言葉で(台本でもあったんだろうか・・・)びっくりしました。 ちょっと、杏さんを見直してしまった。 なんて言ってたかな・・・(感動したわりに覚えていない) たしか、「ZIPPEIのことはもちろん忘れることは出来ないけど、 この失ってしまったこの悲しい気持ちは早く忘れなければいけない。 ZIPPEIを思い出した時に、笑顔でいれるように・・・。」 みたいなことだったような・・・。 あんなに人間を笑顔にしてくれた犬なのに、人間のミスで死なせてしまったことが、 もちろん、飼い主さんを責めることは出来ないけど、人間として、とにかく申し訳ない気持ちで いっぱいで・・・、朝から号泣していた主婦でした(汗) そして今日、心配していたダイスケくんが、またZIPに出てきて旅を始める事を宣言してました。 まだ表情が硬くて、なんとも寂しげなダイスケくんでありましたが、 山口くんが「笑って」って言ったらニッコリ笑ってくれて、ちょっとホッとしたな・・・。 (山口くんナイスフォロー) 無理につくった笑顔でも、やっぱり笑顔の方がいいですね。 1人で大丈夫なのかと思いますけど、また旅を続けるそうです。 先日読んだ新聞に高倉健さんのインタビュー記事が載っていて、 もう80歳を超える年齢なのに(若いよね~!!) 「人生は素敵な人と出会うために旅をしているようなもの」 みたいな事を言っていました(いつもあいまいな記憶ですみません) この記事を読んでいて以前読んだ「対岸の彼女」っていう小説の言葉を思い出しました。 「なぜ私たちは年齢を重ねるのか。生活に逃げ込んでドアを閉めるためじゃない。 また出会うためだ。」 これを読んだ時に妙に「なるほどね~」と納得したのを思い出しました。 なんか・・・、話がそれてきましたが、 とにかく、また新しい旅を始めたダイスケくんに素敵な出会いがありますよーに。 ってことです! そして、去年ずっと私の寂しい心を癒してくれた2匹のワンちゃんに感謝の気持ちをこめて。 ゆっくり休んでください。
by tiantian365
| 2012-09-03 17:56
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